防災防災ひょうご防災新聞

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第12回竸基弘賞を受賞し、講演する千葉工業大学の吉田智章・主席研究員=神戸市長田区二葉町7)
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第12回竸基弘賞を受賞し、講演する千葉工業大学の吉田智章・主席研究員=神戸市長田区二葉町7)

 阪神・淡路大震災で亡くなった神戸大学大学院生の竸(きそい)基弘さん=当時(23)=の遺志を受け継ぎ、レスキュー工学を担う研究者や技術者をたたえる「第12回竸基弘賞」の授賞式が11日、神戸市長田区のふたば学舎であった。東日本大震災や熊本地震の現場で活躍するロボット開発に携わる千葉工業大学の吉田智章さん(42)ら4人と1団体が受賞した。

 賞は2005年、「ドラえもんのようなロボットを作りたい」と志していた竸さんの夢をかたちにしようと、恩師らでつくるNPO法人「国際レスキューシステム研究機構」(神戸市)が創設した。

 吉田さんは同大未来ロボット技術研究センター主席研究員。人の侵入が難しい場所で活動するロボットのシステム開発を担当した。

 ロボットは東日本大震災の際、東京電力福島第1原発の建屋内の情報収集に、熊本地震では余震が続く中、5階建て庁舎の4階がつぶれた宇土市役所内で損壊状況把握にそれぞれ役立った。今回はそうした活躍などが評価された。

 吉田さんの妻は神戸出身で、阪神・淡路でも被災。受賞に吉田さんは「被災者の妻から開発に期待され励まされてきた。災害で役に立つロボットをこれからも作りたい」と話している。(鈴木雅之)

 その他の受賞者は次の通り。(敬称略)

 小辻素良(福岡県立修猷館高)緑川琳久(中村学園三陽高)▽金沢工業大学「夢考房」▽櫻井伸之介(長岡技術科学大学大学院)

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