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船内に避難してきた身体障害者役の男性を移動させるボランティア役の参加者ら=5日午後、神戸港新港第3突堤(撮影・大山伸一郎)
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船内に避難してきた身体障害者役の男性を移動させるボランティア役の参加者ら=5日午後、神戸港新港第3突堤(撮影・大山伸一郎)

 大規模災害時に船舶を避難先として活用する内閣府の実証実験が5日、神戸市中央区の神戸港新港第3突堤に停泊した民間フェリーであった。高齢者や障害者ら「要配慮者」役の学生、医療関係者や研究者ら計約140人が乗船し、医療や生活の支援ができるかどうかを確かめた。

 首都直下地震や南海トラフ巨大地震に備えるため、内閣府が2013年度から東京港などで実施。関西では初めてで、発災から3週間程度がたった時期の船の活用を想定した。

 実験では、学生らが車いすに乗ったり、体に重りを着けたりするなどして、高齢者や障害者、乳幼児ら多様な利用者を想定。風呂やトイレへの移動、食事などが実際にできるかを船内で試した。兵庫県医師会の災害医療チーム「JMAT(ジェイマット)兵庫」の医師らも、回診や急変への対応を確認した。

 内閣府防災担当の須藤明裕参事官は「有意義な検証ができた。参加者の意見を集め、今後の利活用を考えたい」。県医師会の佐藤愼一常任理事も「要配慮者を守ることは阪神・淡路大震災から続く課題だが、今回は手応えを感じた。誰が利用できて、どう環境を整えるのかを考えていくことが大事だ」とした。(阿部江利)

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