防災防災ひょうご防災新聞

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 兵庫県三田市内のため池が4月28日深夜に決壊し、床上浸水などの被害が出たことを受け、兵庫県の井戸敏三知事は1日の定例会見で「これまでは台風などで水があふれ決壊するケースが大半だったが、今回は徐々に浸食され崩壊した。これが一番危険だ」と指摘した。約40年にわたり利用されておらず、同市も点検していなかったことから「利用していないため池の機能を廃止することも含め、市町にも管理を徹底するようお願いしたい」と述べた。

 事故では池の堤防に穴が開き、貯水量約3千立方メートルの9割と土砂が流出。電子部品製造会社が床上浸水、民家1戸が床下浸水するなどの被害が出た。昨年末に地元住民が土砂流出防止を市に要望していたが、市は対策を取っていなかった。

 県条例は、ため池の決壊防止措置などについて定めているが、農業利用がある一定規模以上の池が対象。井戸知事は「対象から漏れた池の安全をどう確保するか、検討したい」とした。

 県内のため池は全国最多の約3万8千カ所で、多くは農業者が管理している。(黒田勝俊)

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