防災防災ひょうご防災新聞

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 南海トラフ地震で津波被害が懸念されている南あわじ市福良地区を対象に、災害に強い町をつくり、被災してもより良い復興ができるように準備しておく「事前復興計画」の研究が始まる。兵庫県内には同計画を策定している市町はなく、「ひょうご震災記念21世紀研究機構」の研究会が、南あわじ市と協力して取り組む。(高田康夫)

 事前復興計画は、現代都市を襲った阪神・淡路大震災を教訓に、首都直下地震が想定される東京都で盛んに議論された。東日本大震災後は、事前準備の重要性がさらに注目され、南海トラフ地震の被害想定地域で、既に計画を策定した自治体もある。

 福良地区は最大8・1メートルの津波が想定されている。同機構が昨年度に立ち上げた研究会が本年度中に同地区の事前復興計画案を作り、防災まちづくりに生かす。南あわじ市の職員も入り、地元自治会も協力することになった。研究で得られた知見は、他地域の同計画策定にも役立てる。

 計画案の策定に向け、「防災まちづくりワークショップ」が20~27日の午前10時~午後8時(21日のみ午後5時まで)、同地区公民館で開かれる。復興後の姿を描くため、神戸大の学生らが用意した3メートル四方のジオラマ模型を用い、だんじりや花見スポットなど、住民が考える同地区の魅力を教えてもらう。

 初日の20日午後2時半~4時には防災まちづくり講演会があり、東北の復興に携わってきた東北大の姥浦(うばうら)道生准教授が講演。京都大の牧紀男教授が、ワークショップの意義や今後の研究の進め方について話す。

 ワークショップ、講演会とも参加無料、事前申し込み不要。同機構TEL078・262・5570

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