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 兵庫県は15日、日本海側での発生が予想される津波の浸水シミュレーションに取り組む、と発表した。5断層による大規模地震を想定して、浸水の区域や深さ、到達時間などを予測。来年3月に結果を公表し、被害を小さくするための対策に生かす。(斉藤正志)

 日本海側の津波については、2014年に政府の調査検討会が60断層による津波の高さを推計し発表。県が公表データを基に調べ、市町の最大津波高は、浜須井(豊岡市)で4・7メートル、余部(香美町)で5・4メートル、鋸(のこぎり)岬の南西側(新温泉町)で4・4メートルとされた。

 シミュレーションの対象は、京都府京丹後市から海底に伸び、1927(昭和2)年に北丹後地震を引き起こした郷村(ごうむら)断層帯をはじめ、鳥取県沖や青森県西方沖などの5断層。県は、2015年度から調べていた海底の深さなどのデータを基に、沿岸部で10メートル四方の区画ごとに浸水区域などを推定し、浸水想定図を作るという。

 県は想定を基に、防潮堤の整備などの対策を検討。市町にも知らせ、避難計画の作成やハザードマップ(危険予測地図)作りなどを支援する。

 政府の推計による津波高は、00年度の県の独自試算よりも高いといい、井戸敏三知事は「ハード、ソフト両面での対策を考える必要があり、シミュレーションと並行して進めていきたい」と話した。

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