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記念誌を手にする野田和人牧師=神戸栄光教会
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記念誌を手にする野田和人牧師=神戸栄光教会

 2016年で創立130周年を迎えた神戸栄光教会(神戸市中央区下山手通4)が、記念誌を発行した。阪神・淡路大震災からの復興に多くのページを割いており、野田和人牧師は「震災を知らない世代も増える中、復興の記録を残したい」との思いを記念誌に託す。

 同教会は1886年9月、旧居留地に前身の「南美以(みなみみえ)神戸教会」が開設したことに始まる。震災では1923年に開館した赤れんがの教会堂が全壊。3カ月後に完成したテントの教会を2004年まで使用し続け、現在の教会堂を再建した。

 記念誌のタイトルは「神戸栄光教会130年史」。2016年度から始まった130年記念事業の最後を飾るもので、3年間で103回の編集会議を重ね、今年3月31日に1500部を発行した。156ページでオールカラー。

 震災発生時に牧師だった北村宗次さんが冒頭で当時を振り返る文章を寄せた。また震災直後の手書きの週報や、教会堂再建のためにチャリティーコンサートを何度も開いたことなどの道のりを記している。

 野田牧師は「震災時には本来避難所となるべき場所なのに、それができなかった悔しさは想像に難くない。新しい教会堂は普通に建っているが、ここに至るまでに大変な苦労があったことを後世に残したい」と話した。(阪口真平)

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