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震災モニュメントの情報発信プロジェクトで、フェイスブックの担当者から公式グッズを受け取るHANDSの藤本真一代表理事(手前中央)=8日午後、神戸市中央区の東遊園地
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震災モニュメントの情報発信プロジェクトで、フェイスブックの担当者から公式グッズを受け取るHANDSの藤本真一代表理事(手前中央)=8日午後、神戸市中央区の東遊園地

 NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯(あか)り(HANDS)」は8日、阪神・淡路大震災で亡くなった人々を悼む慰霊碑など約300カ所の所在地などをまとめた「震災モニュメントマップ」について、会員制交流サイト(SNS)の一つフェイスブック(FB)を活用した情報発信に取り組むと発表した。モニュメントの位置情報をFBに登録し、会員が訪問した際にその情報を会員同士で共有する。若い世代を意識し、震災の記憶を語り継ぐ活動を加速させる。(金 旻革)

 被災地内外にある慰霊碑のマップ作製は、市民や行政などでつくる作成委員会が始め、同法人が引き継いだ。東遊園地の「1・17希望の灯り」など現在307カ所をまとめ、マップを基に現地を巡る「震災モニュメントウォーク」を開く。

 ただ、語り部を担う震災経験者は高齢化が進み、開催頻度は年1回程度。若い世代の参加も少ないことから、同法人代表理事の藤本真一さん(34)が若者を中心に普及するSNSの活用を思い立った。

 FBは、会員同士が文字や写真による投稿をリアルタイムで共有できる。HANDS側がモニュメントの位置情報などを登録しておくことで、利用者は検索して現地の情報を得たり、実際に足を運んだことを他の会員に一斉に伝達できたりする。

 同法人は今秋をめどに約200カ所のモニュメント情報を登録する予定。登録地を巡るスタンプラリーを企画し、参加者にはFBのTシャツや魔法瓶など公式グッズを贈るという。藤本さんは「震災を伝えたい人と、震災を知らない人をつなげられる企画。成功すれば、東日本大震災など他の被災地でも応用できる。震災を経験していない若い世代が学び、語り継ぐ助けにしたい」と期待を寄せた。

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