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非常食や防災グッズを解説するコーナー=大阪市北区
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非常食や防災グッズを解説するコーナー=大阪市北区

 最新の防災技術や災害対策製品が一堂に集まる「震災対策技術展」が31日、大阪市北区のグランフロント大阪・コングレコンベンションセンターで始まった。全国の企業や研究機関、自治体などが参加し、自社製品の紹介や、最新情報を発信している。6月1日まで。

 阪神・淡路大震災後の1997年、神戸市内で初めて開かれ、その後は全国で開催されている。

 今回は109団体が参加。各企業のブースには、非常食や簡易トイレといった災害時の備蓄品や、衛星電話を活用した通信対策、水害対策など、幅広いテーマの製品約500点が並ぶ。

 非常食の試食コーナーでは、温めずに食べられるアレルギー対応のカレーやスープなどがそろう。担当者は「アレルギーがある子どもが増えており、行政や学校で備蓄するため、対応した製品開発に力を注いでいる」と話した。また、防災・救命シェルターの開発会社は、丸太状だった形状を直方体に見直し家具のように備え付けられるようになった。押し入れの下段に収まるサイズだが、すぐ避難できるよう居間に備えている人も多いという。水に漬かると出入り口が上を向く設計になっている。

 防災計画、危機管理などをテーマにした研究者や自治体関係者らによる震災セミナーもあり、2日間で計50講演を予定。兵庫県立大大学院の室崎益輝(よしてる)教授は「世界の災害復興の事例に学ぶ」と題し、政府が分譲方式で復興住宅を整備したメキシコ地震や、資材を再建に集中させて早期復興を果たした17世紀のロンドン大火などの事例を紹介。イタリアではキッチンカーが地震の被災地で食事を用意したことに触れ「被災者はおにぎりで当たり前という日本と、大きな違いがある」と話した。(太中麻美)

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