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ベルトで固定されたコンテナ。台風時はさらに強固につなぎ留める=神戸市東灘区向洋町東4
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ベルトで固定されたコンテナ。台風時はさらに強固につなぎ留める=神戸市東灘区向洋町東4

 昨年9月の台風21号で海上に流出するなどし、台風時などの新たな課題として浮上したコンテナの浸水対策。神戸市東灘区の六甲アイランド(六アイ)では、コンテナ同士を結び付ける器具を増やすなど、荷役業者が台風シーズンに向け対策に力を入れるが、「現状では完全に浸水を防ぐのは不可能」との声も漏れる。

 国内最大級のガントリークレーン5基が並ぶ六アイの南東岸壁。約6千個近くのコンテナが、最大で縦に4段積まれている。中身が空の軽いコンテナは、上下の段で黄色いベルトが斜めに渡されている。

 さらに台風時には、斜め格子状にベルトを増やして固定しているが、「台風21号ではそれでも被害があった」とコンテナターミナルを利用する日本郵船の担当者。「1段目の横同士もつなぎ留めることにした」と話す。「ブロック化」と呼ばれる手法で、数段に積んだコンテナ同士をベルトでつなぎ合わせるという。

 台風21号では暴風を想定し、半日かけてコンテナを3段に減らしたり、平積みにしたりして対応。だが大半のコンテナが倒壊し、大規模な浸水も「想定外だった」。平積みにした空のコンテナは水に浮いて道路を漂流し、2個が海上に流出した。台風が想定される今夏に向け、コンテナが倒れても流出しないよう囲う柵の強化などにも取り組む。

 高潮被害を受け、国も六アイのコンテナターミナルのかさ上げなどに取り組むが、岸壁の一部にとどまるため、関係者は「六アイの岸壁全体のかさ上げや防潮堤設置など恒久的な対策が必要」と訴える。

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