防災 防災 ひょうご防災新聞

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 港湾・航路などの技術的課題を調査研究する「国際航路協会」(本部ブリュッセル)の年次総会がこのほど初めて神戸市で開かれ、6日、各国の専門家を集めたセミナーが神戸市中央区の神戸ポートピアホテルであった。港湾や土木の研究者・技術者ら約450人が参加し、沿岸域の防災・減災などについて議論した。

 年次総会は3~7日に開催。沿岸域の防災・減災をテーマとしたセミナーでは、日本、アメリカ、フィリピン、インドネシアの研究者4人が登壇した。

 インドネシア海事水産省のアブドゥル・ムハリさんは、昨年12月に海底の土砂崩れが原因とみられる津波が起きたことを挙げ、大規模な津波と中小規模の津波を分類して対策を行う必要性を指摘。「地震による津波と比べ、4~6分と極めて到達時間が早く、既存の警報体制では対応できない」と強調した。

 アメリカ陸軍技術研究・開発センターのジェーン・スミスさんは高潮高波対策を紹介。沿岸域の植生によって高潮の浸食速度の低下や堆積物を止めるなどの効果があることを指摘した。

 司会を務めた池田龍彦・放送大学副学長は「近年、台風の規模も大きくなり、高潮は毎年起こる可能性がある。自然を生かした防災・減災も大切だ」と話した。(長沢伸一)

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