防災 防災 ひょうご防災新聞

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT
市職員らがダミーの被災情報を防災チャットボットに送信し、地図上に表示する神戸市の実証実験(2018年12月)
拡大
市職員らがダミーの被災情報を防災チャットボットに送信し、地図上に表示する神戸市の実証実験(2018年12月)

 神戸市は4日、無料通信アプリLINE(ライン)を使い、災害現場に出動した消防団員の情報をリアルタイムで共有する訓練を実施する。AI(人工知能)が情報を整理・集約して地図上に反映させ、市消防局が全体像を把握する。市は「消防団スマート情報システム」として、今年の台風シーズンにも本格運用したい考えだ。(長谷部崇)

 訓練は大地震を想定。消防局からLINEの自動対話プログラム「防災チャットボット」を通じて、消防団員に「自宅周辺の被害情報を報告してください」などと要請が入る。

 団員はスマートフォンで撮影した写真など災害情報を自分の位置情報と合わせて送信。「負傷者など人的被害はありますか?」「火災の状況は?」などチャットボットの質問に答えると、AIが集まった情報を整理・集約し、ネット上の地図に表示。地図は各団員のスマートフォンでも閲覧できる。

 チャットボットを通じて、消防局から応援や緊急避難など必要な指示を出すこともでき、市消防団支援課は「早期に災害の全体像を把握することで、効果的な災害活動が期待できる」としている。

 神戸市内の消防団員は約4千人。4日の訓練では、市民防災総合センター(同市北区)で研修中の新入団員ら約300人が参加する見込み。システムの運用開始に当たり、千人の登録を目標としている。

 また、同市はLINEで市民から災害情報を集める仕組みの導入も検討。昨年12月には、市職員ら約300人がダミーの被災情報を防災チャットボットに送信し、地図上に表示する実証実験を行った。

防災の最新
もっと見る

天気(12月11日)

  • 15℃
  • 7℃
  • 10%

  • 18℃
  • 2℃
  • 20%

  • 16℃
  • 6℃
  • 10%

  • 16℃
  • 3℃
  • 0%

お知らせ