防災 防災 ひょうご防災新聞

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気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎さんのツイッター画面(荒木健太郎さん提供)
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気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎さんのツイッター画面(荒木健太郎さん提供)
「風速35メートル」って?(気象庁「雨と風」から)
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「風速35メートル」って?(気象庁「雨と風」から)
「バケツをひっくり返したように降る」雨とは(気象庁「雨と風」から)
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「バケツをひっくり返したように降る」雨とは(気象庁「雨と風」から)
「自分で行う災害への備え」(気象庁発行「大雨や台風に備えて」から)
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「自分で行う災害への備え」(気象庁発行「大雨や台風に備えて」から)
台風による強風で倒れた神戸市天然記念物の「鷺の森のケヤキ」=2017年10月22日、神戸市東灘区
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台風による強風で倒れた神戸市天然記念物の「鷺の森のケヤキ」=2017年10月22日、神戸市東灘区

 超大型の台風10号が西日本に接近中です。新海誠監督の最新作「天気の子」の気象監修で知られる、気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎さんは13日、早朝からツイッターを更新。<台風への備えの確認を><お住まいの地域の最新の避難情報・気象情報のアクセス先は要確認です><スマホの予備バッテリーもあるとよさそう><備えあれば憂いなしです>と相次いで投稿しました。超大型台風に備え、今できることをまとめました。

■「激しい雨」「猛烈な風」とは?

 ニュースで見聞きする「1時間に50ミリの雨」や「風速35メートル」といった表現。正直、ぴんときません。

 気象庁によると、1時間に30~50ミリの雨は予報用語では「激しい雨」と表現します。「バケツをひっくり返したように降る」ような雨です。傘をさしても濡れる、寝ている人の半数くらいが雨が降っていることに気づくレベルだそうです。道路は川のようになり、高速走行中にはハイドロプレーニング現象のリスクが生じます。

 風速35メートルは予報用語では「猛烈な風」。速さの目安は特急電車と同じぐらいで、屋外での行動は極めて危険です。多くの樹木が倒れ、走行中のトラックが横転するほどといいます。時速にすると約126~140キロ。JR西日本の新快速の最高速度130キロとほぼ同じです。2017年10月の台風21号では、兵庫県も暴風の影響を受け、神戸市内で瞬間風速45・9メートルを記録。市天然記念物の「鷺の森のケヤキ」が根元から折れるほどの威力でした。

■窓ガラスには飛散防止フィルム

 備えあれば、憂いなし。平時からすべき台風対策を、気象庁発行のパンフレット「大雨や台風に備えて」の中から紹介します。

1.家の外の備え

大雨が降る前、風が強くなる前に行うこと

□窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する

□側溝や排水溝は清掃して水はけをよくしておく

□風で飛ばされそうな物は飛ばないように固定したり、家の中に格納する

2.家の中の備え

□非常用品の確認(懐中電灯、携帯用ラジオ、乾電池、救急薬品、衣類、非常用食品、携帯ボンベ式コンロ、貴重品など

□飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼る

□飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく

□断水に備えて飲料水を確保

□浴槽に水を張るなどして生活用品を確保する

3.避難場所の確認など

□学校や公民館など、避難場所として指定されている場所への避難経路を確認しておく

□家族で避難場所や連絡方法などを話し合っておく

□避難するときは、持ち物を最小限にして、両手が使えるようにしておく

 気象庁の警報や自治体の避難情報、最新のニュースなど正しい情報を常に集め、身を守ってください。(ネクスト編集部 金井かおる)

<防災気象情報サイト一覧>

□気象庁 台風や大雨に関する最新の防災気象情報

(http://www.jma.go.jp/jma/bosaiinfo/rain_portal.html)

□国土交通省防災情報提供センター(携帯電話用)

(http://www.mlit.go.jp/saigai/bosaijoho/i-index.html)

□気象庁 大雨や台風に備えて

(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/ooametyphoon/index.html)

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