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 兵庫県は29日、県が管理する43水系249河川について、「千年に1度」クラスの大雨がもたらす浸水想定を発表した。従来の「50~100年に1度の大雨」想定では「浸水しない」とされていた12水系で浸水が発生し、浸水面積は最大150倍超に拡大。発生から6日間以上、水が引かない地域もあった。

 「千年に1度」クラスの降雨は、1年の間に発生する確率が千分の1という想定。2015年の水防法改正を受けて、県は来年5月までに県管理の全97水系680河川で想定を作成する予定で、昨年6月と今年5月に計14水系345河川の想定を発表している。

 3度目の公表となる今回は阪神間から播磨、但馬や南淡路など14市7町を流れる水系が対象。降雨量を従来の約1・5~3・6倍に設定した結果、夙川や住吉川などこれまで浸水が想定されていなかった12水系で浸水が発生するとされた。

 最も浸水面積が広いのは円山川水系。04年の台風23号では約40平方キロが浸水したが、今回の想定では支流でも氾濫が起こり、倍以上の93・4平方キロになるとされた。豊岡市日高町では水の深さが最大13・2メートルに及び、161時間にわたって浸水が継続する。

 市川や加古川水系下流域でも浸水面積が70平方キロ以上。加古川市役所周辺は深さ4・5メートル、JR姫路駅周辺は2・2メートルの浸水。JR三ノ宮駅や元町周辺など神戸市中心部でもそれぞれ0・6メートルと0・9メートルの浸水が予想されている。姫路市南部を流れる野田川ではこれまで0・03平方キロとされた浸水面積が4・6平方キロと153倍に広がった。

 想定は県のホームページで確認できる。(前川茂之)

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