防災 防災 ひょうご防災新聞

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防災頭巾をかぶって松帆小学校の校舎から出る児童ら=5日午前、南あわじ市松帆江尻
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防災頭巾をかぶって松帆小学校の校舎から出る児童ら=5日午前、南あわじ市松帆江尻
防災頭巾をかぶって松帆小学校の校舎から出る児童ら=5日午前、南あわじ市松帆江尻
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防災頭巾をかぶって松帆小学校の校舎から出る児童ら=5日午前、南あわじ市松帆江尻

 「世界津波の日」の5日、南海トラフ巨大地震に備える住民参加の一斉避難訓練が、瀬戸内海沿岸と淡路島の兵庫県内15市町であった。30年以内の発生確率が70~80%と見込まれ、最大32万人の死者が想定される同地震。幼い子どもや要介護者を預かる施設では避難の手順を確認し、課題を共有した。

 4回目となる訓練はマグニチュード9で最大震度7の地震が発生し、高さ最大8・1メートルの津波が襲来する-との想定で実施。学校園や社会福祉施設など約260施設の計約7万8千人が参加した。午前10時の緊急地震速報後、浸水想定区域15市町に大津波警報発令を告げる緊急速報メールが配信された。

 最大1メートルの浸水が予想される西宮市甲子園九番町の介護施設「ローズガーデン甲子園」では約20人が訓練に臨んだ。入居者は机の下に潜ろうとしたが、かがむことが難しくタオルで頭を押さえるだけの人の姿も。職員が誘導し、手押し車などを使い屋上へ避難した。

 入居者女性(88)は「訓練で身が引き締まりました」。施設統括の男性(41)は「人が乗る車いすは職員2人がかりで運ぶのがやっと。乗る側も恐怖心を感じるので、早い避難と安全確保の両立が課題だ」と話した。

 発生から77分で津波到達が想定される南あわじ市松帆地区では、松帆小の児童と近くのこども園の園児ら計約330人が参加した。津波が到達しない安全圏は小学校から約1・8キロ先。小学5、6年生は園児の手を引いて約30分の道のりを急いだ。神戸市長田区の「近田幼稚園」の園児らも約1キロ先の公園に避難した。

 神戸、南あわじ両市ではスピーカー搭載の小型無人機(ドローン)も活用。「海から離れてください」などと空から呼び掛けた。(山本 晃、高田康夫、竹本拓也)

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