秋篠宮ご夫妻、三木の施設視察 16日、追悼式に出席

2020/01/16 23:02

防災科学技術研究所・兵庫耐震工学研究センターの実験施設を見学される秋篠宮ご夫妻=16日午後、三木市(代表撮影)

 阪神・淡路大震災から25年となるのを前に、秋篠宮ご夫妻が16日、三木市の防災科学技術研究所・兵庫耐震工学研究センターを訪問され、実物大の構造物を揺らす「実大三次元震動破壊実験施設」(E-ディフェンス)を視察した。 関連ニュース <兵庫県高校駅伝>女子1区、須磨学園の池野が区間賞 <兵庫県高校駅伝>男子1区、西脇工の新妻遼己が区間新記録 28分22秒 兵庫県高校駅伝がスタート 優勝校は12月21日の全国大会へ

 同施設の計測制御棟では、梶原浩一センター長が施設の概要や利用実績、実験例を説明。木造住宅や高層建物を想定した部屋に大きな揺れを起こし、耐震補強や対策の有無による被害の差を比べる実験動画がスクリーンに映し出された。秋篠宮さまは熱心に耳を傾け、「建物によって揺れ方が違いますよね」と話した。
 実験棟の地下ピットでは、震動台の内部も見学し、紀子さまは「素晴らしい施設ですね」とたたえた。
 ご夫妻は、17日に神戸市中央区の兵庫県公館で開かれる震災25年の追悼式典に出席する。(井川朋宏)

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