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「真夏no夜no夢」の稽古風景=西宮市内
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「真夏no夜no夢」の稽古風景=西宮市内

 登場するのは女優のみ、会話は関西弁によるシェークスピア喜劇「真夏no夜no夢」が3、4日、兵庫県尼崎市のピッコロシアターで上演される。西宮市を拠点に活動する劇団「いるかHotel(ホテル)」の公演。今年が没後400年に当たるシェークスピアの名作をユニークかつ軽快に届ける。

 作品は、ギリシャ・アテネの森を舞台に、2組の若い恋人たちが妖精の惚(ほ)れ薬に振り回されて起こる一夜の騒動を描く。

 脚本・構成・演出は谷省吾さん(53)=尼崎市。原作を忠実にたどりつつ、現代の時事ネタを細かく差し込んで笑わせる。舞台美術も竹林や鎮守の森を思わせる雰囲気で、より日本人に親しみやすくした。

 谷さんは1998年に同劇団を旗揚げ。ピッコロ演劇学校の講師など人材育成にも取り組み、本年度の「KOBE ART AWARD(神戸アート・アワード)」地域貢献賞を受けている。

 女優だけ、関西弁のシェークスピア喜劇は2007年から取り組む。これまで「ヴェニスの商人」「空騒ぎ」「十二夜」などを上演した。「真夏の夜の夢」とも訳される「夏の夜の夢」は初めてとなる。

 今回はダンサーを含め約20人が出演。「宝塚歌劇とは違う形で女性だけの芝居を作ってみたかった」と谷さん。「今はシェークスピアを上演するというと身構えられるが、作品が誕生した400年前はもっと気軽に楽しまれていたはず。そんな雰囲気を再現したい」と話す。

 3日は午後6時、4日は午後2時の開演。前売り3300円、当日3500円、学生2500円。ピッコロシアターTEL06・6426・1940

(溝田幸弘)

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