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受賞アルバム「クルチャ・ヴルチャ」を手に「あきらめず、探究心を持ち続けてほしい」と後輩にエールを送る小川慶太さん=1日、神戸市灘区篠原南町5、甲陽音楽学院本館
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受賞アルバム「クルチャ・ヴルチャ」を手に「あきらめず、探究心を持ち続けてほしい」と後輩にエールを送る小川慶太さん=1日、神戸市灘区篠原南町5、甲陽音楽学院本館

 米音楽界で最高の栄誉とされる第59回グラミー賞を受けたグループ「スナーキー・パピー」のメンバー、小川慶太さん(34)=ドラム、パーカッション=が拠点のニューヨークから凱旋(がいせん)帰国し、母校の甲陽音楽学院(神戸市灘区)で1日、神戸新聞社の取材に応じた。同グループは多ジャンルの要素を取り込んだインストゥルメンタル(歌がない楽曲)アルバムが評価された。「皆が知る賞で、日本の家族にも喜んでもらえた」と話した。

 小川さんは長崎県佐世保市出身。中学時代からドラムを始め、高校卒業後に憧れだった米・バークリー音楽大学と提携する甲陽音楽学院へ。東京での音楽活動を経て2005年に渡米し、同大で学んだ。チェリストのヨーヨー・マさんら多彩な音楽家と協演を重ねている。

 「スナーキー・パピー」は米国人を中心に約20人でつくり、小川さんは10年ごろから参加するように。先月12日発表のグラミー賞でアルバム「クルチャ・ヴルチャ」が最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞に選ばれた。

 受賞はマイアミでのステージ演奏直前に知らされたといい、「メンバーも観客も、スタッフも全員でお祭り騒ぎだった」と笑う。

 夢を育んだ神戸については「同世代の仲間との出会いが大きかった」としみじみ。「ラテン系の土台が何もない日本人の自分はスタートこそ遅れを感じたが、その真っ白な背景が、いろんな国のものを柔軟に吸収してミックスする強みになった」と振り返った。(松本寿美子)

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