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鉛筆によるドローイングを制作する植松奎二さん=BBプラザ美術館
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鉛筆によるドローイングを制作する植松奎二さん=BBプラザ美術館

 日本とドイツを拠点に、国際的に活躍する彫刻家植松奎二(けいじ)さん(69)=神戸市出身=によるドローイングの公開制作が、神戸市灘区のBBプラザ美術館であった。作品名は「フローティングストーン」。美術愛好家らが見守る中、展示室内で約4時間かけ、宙に浮遊する巨石を描いた。

 植松さんは世界的な美術展「ベネチア・ビエンナーレ」にも参加したベテラン。目に見えぬ重力や磁力をテーマにした立体アートを主に手掛けてきた。

 今回は縦265センチ、横456センチの紙に、2H~10Bまでの鉛筆十数種で濃淡を変えながら描写。この日は完成に至らなかったが、白い紙の上に、思い描くイメージをじっくりと定着させていった。

 重力をテーマとしてきたのは「宇宙の構造や関係を維持しているものは何かが気に掛かるから」と植松さん。「重力は時空の幾何学」との言葉を胸に、独創的な創作を続ける。

 今回の作品でも、「宙に浮かぶ石」という非現実的な光景を描くことで、観客に普段意識しない重力や引力について気付かせる。7月4日に同館で開幕する美術展「拡(ひろ)がる彫刻 熱き男たちによるドローイング」に展示される。

 同館TEL078・802・9286

(堀井正純)

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