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築造当時の姿で見つかった古墳の遺跡=神戸市東灘区住吉本町1(市教委提供)
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築造当時の姿で見つかった古墳の遺跡=神戸市東灘区住吉本町1(市教委提供)
住吉宮町遺跡で見つかった円筒状の埴輪
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住吉宮町遺跡で見つかった円筒状の埴輪

 神戸市教育委員会は16日、同市東灘区のJR住吉駅周辺の住吉宮町遺跡で、5世紀初頭とみられる築造当時と同じ状態で埴輪(はにわ)が残る古墳を発見した、と発表した。こうした状態の埴輪は兵庫県内初の発見で、全国的にも珍しいという。古墳上部の木棺跡から鏡、勾玉(まがたま)が見つかり、中央政権とつながりがあった有力者が埋葬されていたと推測される。

 同遺跡は1985年、マンション建設に伴う発掘調査で見つかった。今回は新たなマンション建設を前に、昨年12月20日~今年2月17日に調査。埴輪の形状から、遺跡の築造時期が従来より半世紀ほどさかのぼるという。

 2段式の方墳のうち、見つかったのは全体の4分の1程度で、縦約5メートル、横約10メートル、高さ1・6メートル。築造直後に六甲山からの洪水や土石流で埋もれ、当初の状態を保っていた。埴輪は7点あり、高さ約50~80センチ。上段と下段の間に、円筒状と上部がラッパ状に開いた「朝顔形」が2メートル間隔で交互に並んでいた。

 木棺跡の鏡は直径約9センチ。裏側の模様から「方格T字文鏡」と呼ばれ、中国製とみられる。

 市教委は18日午後2時~同3時半、同市西区糀台6の市埋蔵文化財センターで調査報告会(先着120人)を開き、同日~26日に出土品を展示。いずれも無料。同センターTEL078・992・0656

(若林幹夫)

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