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1895年に造られた丹波焼最古の登り窯=篠山市今田町上立杭
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1895年に造られた丹波焼最古の登り窯=篠山市今田町上立杭
「銀の馬車道」の跡地=兵庫県神河町吉富
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「銀の馬車道」の跡地=兵庫県神河町吉富
日本遺産に選ばれた「鉱石の道」にある明延鉱山の大仙選鉱場跡地=養父市大屋町明延
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日本遺産に選ばれた「鉱石の道」にある明延鉱山の大仙選鉱場跡地=養父市大屋町明延

 文化庁は28日、地域の歴史遺産や文化財の魅力を伝えるストーリーを認定する「日本遺産」に、23道府県の17件を選んだ。兵庫県からは、但馬・播磨の6市町共同で申請した、鉱山施設や輸送道路などからなる「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」と、篠山市など全国6市町の焼き物産地による「きっと恋する六古窯」の2件が認定された。

 日本遺産は2015年に創設され、今回が3回目の選出。同庁は20年までに100件の認定を目指す。

 兵庫県では15年度の「丹波篠山 デカンショ節」(篠山市)、16年度の「古事記の冒頭を飾る『国生みの島・淡路』」(淡路島3市)に続く認定で、計4件となった。

 「播但貫く-」は朝来市、姫路市、福崎町、市川町、神河町、養父市が「銀の馬車道」(飾磨港-生野鉱山)と「鉱石の道」(生野-明延鉱山など)をテーマに2年連続で申請。瀬戸内海と鉱山群を貫く全長計73キロの二つの道を軸に、金、銀、銅が集積した生野鉱山本部(朝来市)や周辺の宿場町(神河町粟賀町など)にも光を当て、明治期の近代化に果たした役割を浮かび上がらせている。

 「六古窯」は、丹波焼や備前焼(岡山県備前市)、瀬戸焼(愛知県瀬戸市)など日本古来の技術を継承する焼き物産地が舞台。工房への入り組んだ坂道や点在する窯跡など窯業で生きてきた地に共通する街並みや、それぞれの焼き物の特長を「丹波立杭登窯」など篠山市の5件を含む計55件の文化財で示し、叙情あふれる物語として構成した。

 他に、申請自治体には入っていないが淡路島や但馬、播磨地域など兵庫にもゆかりのある「北前船」に関するストーリー(山形県酒田市など11市町)などが選ばれ、認定は3年で計54件(40道府県)となった。17年度は総額約12億8千万円の補助金が交付される見込み。(大盛周平)

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