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最後の公式戦を指し終え、感想戦で対局を振り返る森信雄七段=16日午後、関西将棋会館
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最後の公式戦を指し終え、感想戦で対局を振り返る森信雄七段=16日午後、関西将棋会館
森信雄七段
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森信雄七段

 将棋の森信雄七段(65)=兵庫県宝塚市=が16日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された公式戦で敗れ、規定により同日付で引退が決まった。映画「聖の青春」のモデルとなった故・村山聖九段ら棋士11人、女流棋士3人と、現役棋士では最も多いプロを育てた。自身約40年のプロ生活を「棋士としてはあまり活躍できなかった。その分、弟子に強くなってほしかった」と“名伯楽”らしく振り返った。

 森七段は愛媛県出身で、故・南口繁一九段門下。1976年にプロ入りし、80年度の新人王戦で優勝した。詰め将棋作家としても知られる。

 この日は竜王戦6組昇級者決定戦で大橋貴洸四段(24)に後手番で四間飛車に構えて挑んだが、厳しく攻められ89手で投了。「最後は華々しく戦いたかった。少し悔しいけれど、思う存分指せた」と話した。通算成績は403勝590敗。

 弟子の山崎隆之八段、糸谷哲郎八段、千田翔太六段らがトップで活躍しており「自分のこと以上にうれしい。継続して結果を出してほしい」と願う。今後も将棋教室など普及活動や著作に力を注ぐ。「あと10年はエネルギッシュにやっていきたい」と笑顔をみせた。(溝田幸弘)

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