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「遙かな海路 巨大商社・鈴木商店が残したもの」
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「遙かな海路 巨大商社・鈴木商店が残したもの」

 開港間もない神戸で創業し、明治から大正にかけて世界的な総合商社に急成長した鈴木商店の軌跡をたどる「遙かな海路 巨大商社・鈴木商店が残したもの」が、神戸新聞総合出版センターから出版された。

 今年が神戸港開港150年目となるのを機に、昨年4月から1年間、神戸新聞朝刊に掲載した同名企画を書籍化した。

 鈴木商店は1874(明治7)年に個人経営の砂糖問屋としてスタートし、番頭・金子直吉の采配の下、造船や製鉄、製糖、セルロイド製造など多分野に進出。60社超の企業を育て、日本の産業近代化の一翼を担った。

 1917(大正6)年に三井物産を抜いて売上高日本一となった後、本店が米騒動のあおりで焼き打ちされた。昭和初期の金融恐慌で経営破綻したが、神戸製鋼所や帝人、双日など鈴木商店の流れをくむ企業は今も健在だ。

 連載では兵庫県内をはじめ、高知や北海道、福岡、愛媛、台湾などゆかりの地を取材し、関係者の証言や発掘した資料から、激動の時代を駆けた足跡に迫った。また、識者らによるインタビューから、鈴木商店の歴史が現代に投げかける教訓を多角的に探った。

 書籍化に当たり、関連企業の系譜など資料編を加えた。ゆかりの地のガイドマップも収録した。296ページ、オールカラー。税込み1944円。県内書店で販売している。神戸新聞総合出版センターTEL078・362・7138

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