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 国の文化審議会は21日、重要無形文化財保持者(人間国宝)に人形浄瑠璃文楽人形の吉田和生さん(69)=本名荻野恒利、兵庫県芦屋市=ら4人を認定するよう松野博一文部科学相に答申した。兵庫県内の人間国宝は落語家の桂米朝さん(故人)を含め7人目となる。政府が9月にも官報で告示し、決定する。

 吉田さんは人間国宝だった師匠、吉田文雀さん=西宮市、昨年8月に死去=の芸風を継承。物語の主題を深く解釈した表現力で評価を高めてきた。血のつながらない親子の情愛を主題にした「摂州合邦辻」の玉手御前をはじめ、女形の幅広い役柄を得意とする。文楽の人間国宝では、人形遣いの吉田簑助さん=芦屋市=らがいる。

 ほかの3人は小石原焼の福島善三さん(57)=本名福嶋善三、福岡県東峰村、組踊音楽太鼓の比嘉聰さん(65)=那覇市、能囃子方小鼓の大倉源次郎さん(59)=東京都世田谷区。

 小石原焼は東峰村に江戸時代から伝わる陶芸技法で、重要無形文化財に指定されるのは初めて。福島さんは現代感覚あふれる芸術性の高い作風で新境地を開いたとして、高い評価を得ている。東峰村は7月上旬の九州北部の豪雨で大きな被害を受けた。

 今回の4人を含め人間国宝は115人となる。

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