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若き悲劇の女王の最期を描く大作「レディ・ジェーン・グレイの処刑」が並ぶ会場=兵庫県立美術館
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若き悲劇の女王の最期を描く大作「レディ・ジェーン・グレイの処刑」が並ぶ会場=兵庫県立美術館

 「恐怖」をテーマに、18、19世紀の西洋美術を集めた特別展「怖い絵」(神戸新聞社など主催)が22日、兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開幕する。ロンドン・ナショナル・ギャラリーの至宝「レディ・ジェーン・グレイの処刑」など、油彩画や版画約80点を出品。21日には関係者向けの内覧会があった。

 ドイツ文学者中野京子さんによるベストセラー「怖い絵」シリーズの刊行10周年を記念した企画で、「悪魔、地獄、怪物」「現実」「歴史」など6章構成。中野さんが特別監修者を務める。

 セザンヌ作「殺人」など、死や悪夢、残虐な場面が題材のまさに「怖い絵」だけでなく、一見恐怖と無縁のようで歴史や社会的背景を知ると心冷える作品も並ぶ。精神を病み自殺した画家の悲劇的人生を隠す絵もある。

 同館の蓑豊館長は「ワクワクぞくぞくする展覧会」とPR。岡本弘毅学芸員は「絵の細部に注目し、意味を知ることでヨーロッパ美術の奥深さにも触れてもらえれば」と話していた。

 8月20日午後2時から、中野さんの講演会がある。聴講無料だが、同展チケットが必要。同展は9月18日まで。最終日を除く月曜休館。一般1400円ほか。同館TEL078・262・0901

(堀井正純)

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