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多くの聴衆を集めて成功に終わった神戸国際フルートコンクール第9回大会の本選=神戸市中央区、神戸文化ホール
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多くの聴衆を集めて成功に終わった神戸国際フルートコンクール第9回大会の本選=神戸市中央区、神戸文化ホール

 神戸市が主催し、世界三大フルートコンクールの一つとされる「神戸国際フルートコンクール」について、補助金廃止を決めていた同市の久元喜造市長は26日、2021年に予定される第10回大会について、「従来通り市が主催し、公費も投じて開催する方向で市会と調整したい」と明らかにした。

 4年に1度開かれる同コンクールは国際的な評価を得ているが、久元市長は「認知度に課題があり、市民への還元の度合いも低い」として、今年の第9回大会(5月25日~6月4日)の補助金を全廃。存続を求める市民らが署名集めや募金活動を展開し、最終的にセレモア文化財団(東京)から4200万円の寄付を受けるなどして開催が実現した。総事業費は約5800万円だった。

 第10回の財源のめどが立たない中、神戸の経済界を中心とした15企業・団体でつくる同コンクール応援実行委員会の道満雅彦・オリバーソース社長ら7人が26日、市役所を訪れ、約1千万を市に寄付。その際、久元市長は市民参加の実現など第9回の成功を挙げ、「公費を投入する理由ができた」として、補助金を出す考えを示した。

 第9回は、市民のための音楽祭を同時開催するなどPRを強化。コンクール本選は入場制限がかかる大盛況となった。閉幕後に市がネットモニター3千人に実施したアンケート(有効回答2137人)では、コンクールの認知度は48・2%と、2年前の26・8%から大きく上昇した。(松本寿美子)

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