文化

  • 印刷
津田さんが訪れたデンマーク最大級の「ロスキレフェスティバル」=2016年6月、デンマーク・ロスキレ(写真家・松浦亜衣さん撮影)
拡大
津田さんが訪れたデンマーク最大級の「ロスキレフェスティバル」=2016年6月、デンマーク・ロスキレ(写真家・松浦亜衣さん撮影)
津田昌太朗さん
拡大
津田昌太朗さん

 今年も本格的な「音楽フェス」シーズンが到来した。世界各地で延べ300カ所以上のフェスを巡ってきた兵庫県姫路市出身の会社代表、津田昌太朗さん(31)=東京都渋谷区=が、足で稼いだ豊富な情報をウェブサイトで発信している。最近はラジオパーソナリティーや雑誌コラムニストとしても活躍。「思いがけない出合いがある非日常の場」と魅力を伝えている。(藤森恵一郎)

 姫路西高、慶応大を卒業後、広告大手の博報堂に勤めていた津田さん。2013年夏、イギリスで開かれる世界最大級の野外音楽イベント「グラストンベリー・フェスティバル」を訪れ、中学時代から大ファンだったロックバンド「ローリング・ストーンズ」の生演奏を聴いたことで人生が一変した。「若者も、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に酒を飲み、騒いで楽しむ。衝撃を受けた。こんな世界もあるのかと」

 帰りの飛行機で退職を決め、秋に再び渡英。ロンドンを拠点に約2年間、英仏などのフェス約50カ所を訪ね歩いた。15年に帰国後は東京で会社を設立し、フェス情報の専門サイト「フェスティバル・ライフ」(国内)、「フェスティバル・ジャンキー」(海外)を運営。音楽ビジネスにも携わりながら、最新の動向にアンテナを張る。

 国内では「フジロックフェスティバル」(新潟・苗場)や「サマーソニック」(千葉、大阪)などが有名だが、「最近は、まちおこしを目的にしたフェスが驚くほどたくさん開かれている」と津田さん。

 今夏、関西で津田さんがいち押しするフェスは、海外の大物アーティストも出演する「ONE Music Camp」(26、27日、三田市・三田アスレチック野外ステージ)▽大規模ながら入場無料で参加できる「ITAMI GREENJAM」(9月17、18日、伊丹市・伊丹昆陽池公園)▽ファッション誌の主催でキャンプも楽しめる「GO OUT MUSIC CAMP」(9月9、10日、大阪府吹田市・万博記念公園)-などだ。

 「行けば予想もしなかった発見がある。フェスを入り口にアウトドアなど新しい趣味にはまる人も多い」と話し、フェス文化の一層の広がりを目指している。

 【フェス】明確な定義はないが、複数のミュージシャンが出演し、音楽だけでなくグルメやアートなども楽しめるイベント。元々ロック・フェスティバルの略称だったが、近年は多様な音楽ジャンルが演奏される。国内では1997年から毎年開催されている「フジロックフェスティバル」が先駆けとされる。

文化の最新
もっと見る

天気(10月24日)

  • 20℃
  • ---℃
  • 20%

  • 19℃
  • ---℃
  • 20%

  • 19℃
  • ---℃
  • 60%

  • 19℃
  • ---℃
  • 60%

お知らせ