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王位戦第3局に勝ち、対局を振り返る羽生善治王位=9日午後、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌
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王位戦第3局に勝ち、対局を振り返る羽生善治王位=9日午後、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌

 将棋の羽生善治王位(46)=王座、棋聖=に菅井竜也七段(25)が挑戦している第58期王位戦7番勝負(神戸新聞社主催)の第3局は9日午前9時から、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌で指し継がれ、午後2時50分、先手番の羽生王位が137手で勝ち、1勝2敗とした。

 持ち時間8時間のうち、残りは羽生52分、菅井3時間24分。第4局は22、23日に淡路市の「ウェスティンホテル淡路」で行われる。

 第1局、第2局に続き、菅井が得意とする角交換振り飛車の戦型となった本局。2日目は羽生の封じ手9四歩(67手目)で再開し、互いに2筋の攻めを意識した展開となった。羽生が5三桂成(85手目)と敵陣に斬り込むなど攻勢を強めたのに対し、菅井は辛抱強く指したが、羽生は後手玉が上部に逃げるのを許さず、きれいに寄せ切った。

 立会人の屋敷伸之九段は「羽生王位の完勝。菅井七段も決して悪手があったわけではないが、過去2局よりも羽生王位が序盤から積極的に行って主導権を握り、全体的にうまく指し回した。大きな1勝で、第4局目以降も楽しみな戦いが続きそうだ」と話した。

   ◇   ◇

 【羽生善治王位の話】 6七角(31手目)から1歩を取ったのが、どれほどの効果があったか。判断のつきかねる局面が続きました。終盤の7三金(113手目)から寄せの筋が見えて、いけるかと思いました。

 【菅井竜也七段の話】 具体的にはどの手がと言うのは難しいですが、序盤からまずい展開にしてしまいました。封じ手の直前、5二金(66手目)辺りではかなり苦しかったですね。2日目はずっと悪かった。

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