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土器を枕にして木棺に埋葬した痕跡が見つかった古墳の遺構=8月23日午後、新温泉町
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土器を枕にして木棺に埋葬した痕跡が見つかった古墳の遺構=8月23日午後、新温泉町
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 兵庫県教育委員会と新温泉町教育委員会は23日、同町戸田などにある「和泉谷・津原古墳群」の発掘調査で、4~6世紀に造られた古墳10基が確認され、木棺を納めた二つの遺構から、埋葬時に枕として使われた土器4個が見つかったと発表した。うち三つの土器は同じ遺構内にあり、一つの木棺に次々に計3人を埋葬したとみられる。木棺墓で3体の埋葬が確認されたのは、県内では初という。

 同古墳群は標高約30~55メートル、南北約300メートルの尾根上にある。古墳時代前期中ごろ(4世紀前半)から古墳時代後期(6世紀後半)までに、数十年から百数十年の間隔で断続的に造られた古墳10基が確認され、木棺を入れたとみられる遺構が20個以上見つかった。

 このうち最も古い時期の長さ5メートル、幅約90センチの最大の遺構からは、遺体の枕として使った鼓形の土師器三つを発見。朽ちやすい木棺に、時期をずらして3人を次々に埋葬したとみられるケースは珍しいという。

 調査した県まちづくり技術センターは「同じ尾根に時期の違う古墳群が複数残っており、埋葬の仕方の変遷が分かる。土器の枕を使う形は、鳥取地域の影響を大きく受けていることがうかがえる」とする。

 26日午後1時半から、現地説明会がある。同古墳群現地事務所TEL0796・83・2828

(阿部江利)

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