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復興の象徴ヒマワリを題材に、工業用酸素ボンベ150本に神戸開港からの年号を記した西村正徳さんの作品「O2ひまわり」=神戸市中央区港島2(撮影・吉田敦史)
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復興の象徴ヒマワリを題材に、工業用酸素ボンベ150本に神戸開港からの年号を記した西村正徳さんの作品「O2ひまわり」=神戸市中央区港島2(撮影・吉田敦史)
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 神戸港開港150年目を記念した現代アートの祭典「港都KOBE芸術祭」が16日、神戸市中央区の神戸港周辺や神戸空港島で開幕する。テーマは「時を刻み、豊かな広がりへ」。日中韓の美術家ら19組が、戦災や阪神・淡路大震災など、港町の歴史や国際性に注目した立体アートや映像作品23点を出品する。15日には関係者向けの内覧会があった。(堀井正純)

 神戸新聞社などでつくる実行委員会と神戸市が主催し、事業費は約1億円。神戸港を主会場にしており、岸壁や沖合に設置された作品を「アート鑑賞船」の船上から眺められる。

 ポートアイランド北公園の海辺には、阪神・淡路の「復興のシンボル」であるヒマワリをイメージした立体アートがずらり。三田市の西村正徳さんが、廃棄される酸素ボンベ150本を加工、溶接し制作した。青空や赤い神戸大橋に、黄色い花びらが映える。

 「港は人々が出会い交流する場」と話す藤本由紀夫さんは「出会いの時間」を複数のミラーボールを用いた作品で表現。天候がよい日の夕刻、限られた時間にだけ、会場の神戸ポートターミナルホールの室内に西日が差し込み、めくるめく光の空間が出現し、“幸せな時間と出会う”ことができる。

 数多くの海外移民らが旅立った新港第2突堤には、神戸に住むドイツやブラジルなど8カ国の少年少女の笑顔の巨大写真をあしらった海上輸送コンテナが設置された。「笑顔は希望の象徴」と作者の井上廣子さんは説明する。

 ほかに、神戸ウオーターが題材のガラス作品や、神戸の詩人たちの詩片と神戸の風景を重ね合わせ眺める作品などが出展される。

 10月15日まで。陸上からの作品鑑賞は無料だが、「アート鑑賞船」は乗船料が必要。所要時間45分。台風による開催中止などの情報は公式ホームページに掲載する。実行委員会事務局TEL078・322・6490

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