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能楽堂内館のイメージ図
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能楽堂内館のイメージ図
「平林会館 西宮能楽堂」の完成模型を手にする梅若基徳さん(右)と河内厚郎さん=西宮市六湛寺町、同市民会館
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「平林会館 西宮能楽堂」の完成模型を手にする梅若基徳さん(右)と河内厚郎さん=西宮市六湛寺町、同市民会館

 兵庫県西宮市在住の観世流シテ方能楽師、梅若基徳さん(52)が12日、同市鳴尾町3に「平林会館 西宮能楽堂」をオープンさせると発表した。12月10日に関係者に披露後、来年1月7日に一般向けに公演を行う。梅若さんは同市内で会見し「能楽を中心に幅広く芸能・芸術を楽しめる文化施設にしたい」と抱負を語った。

 同能楽堂は阪神電鉄鳴尾駅の南徒歩約5分。敷地面積約320平方メートル、鉄筋コンクリート3階建て。2階のホール(最大120席)に、伝統的な屋根付き能舞台を設置した。能楽堂には珍しい採光用の窓を設け、字幕用のプロジェクターも備える。1階には稽古部屋やテナントスペース、3階に控室などがある。

 能楽愛好家の寄付などを元に土地購入費を含め3億円程度をかけ、梅若さんが代表理事を務める一般財団法人「日本伝統芸術文化財団」が建設。今後の運営・管理も担う。関西では大阪・梅田の大阪能楽会館が年内で閉館するが、西宮に新しい“場”が誕生することになる。

 会見で梅若さんは「積極的にオリジナル公演を企画し、鳴尾に根付かせたい」と意気込みを語った。同席した文化プロデューサーの河内厚郎さん(64)は2020年の東京五輪に合わせて関西広域連合が検討中の芸能の祭典の「拠点の一つにしたい」と話した。

 1月7日は午後1時開演。地元・鳴尾が描かれる能「高砂」の解説や楽器・謡の体験ワークショップ、梅若さんによる舞囃子「高砂」の上演などがある。定員100人(要予約)。3千円、中学生以下千円。同財団TEL090・3270・1198

(松本寿美子)

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