「酒井駒子展」の入場者、1万人突破 神戸・県立美術館

2022/08/11 10:00

1万人目の来場者となり、記念品を受け取る辰己綾さん(左)=神戸市中央区脇浜海岸通1、県立美術館

 神戸市中央区の兵庫県立美術館で開かれている「みみをすますように 酒井駒子」展(神戸新聞社など主催)の入場者が10日、1万人に達した。記念セレモニーがあり、1万人目となった京都市の主婦辰己綾さん(42)に作品の図録などが贈られた。 関連ニュース 露の吉次さん、旭堂南海さんが落語と講談披露 兵庫県立美術館で26日「ワンコイン寄席」 森泉が「大ファン」と公言する自閉症の画家石村嘉成 独特の色彩、ダイナミックな筆致で描く動物たち 兵庫県立美術館で関西初の大規模展 故石岡瑛子さんがが衣装デザイン 映画「白雪姫と鏡の女王」上映 12日、県立美術館

 同展は7月9日から開かれている。酒井駒子さんは兵庫県出身で、「よるくま」などで知られる人気絵本作家。今回は、20冊以上の著作から200点以上の原画が展示されている。
 20年以上前から酒井さんのファンだという辰己さんは「1万人目と聞いてびっくりしたけどうれしい。絵本作品の世界観に合わせた展示がとてもすてきでした」と話した。
 同展は28日まで。午前10時~午後6時(入場は5時半まで)。月曜休館。一般1500円。ハローダイヤルTEL050・5542・8600
(橘高 声)

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