サトエリと八光が描く、笑いと涙の家族愛 ドラマ「大阪環状線」舞台化第3弾 「天満駅編」大阪で11月
2022/10/28 17:20
福造役の月亭八光(左)と島子役の佐藤江梨子(右)
関西テレビのオムニバスドラマ「大阪環状線」の舞台化第3弾が11月28日~12月12日、大阪・道頓堀の大阪松竹座で上演される。
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今回の「天満駅編」は、松竹新喜劇の名作「大人の童話」に想を得た、笑いあり涙ありの家族愛の物語。脚本を岡本貴也(神戸市出身)、演出を関テレの木村弥寿彦が手がける。
主人公は、天満駅近くで小料理店を営む島子と福造夫婦。つましくも仲良く暮らしていたが、島子には一人娘・栄美に関する秘密があった。それから14年後、栄美が入ったばかりの会社を辞めて戻ってきたことから、一家に危機が訪れる。
島子を演じる佐藤江梨子は「年相応の母親役は初めてなので楽しみ」。神戸・大阪育ちだが天満はなじみがなかったといい、「稽古の合間に天満の空気をいっぱい吸いたい」と楽しみにする。
劇は、性的少数者など現代的なテーマも盛り込む。小学生の息子の母親として「親子で見るといろんな人たちのことを理解しようと思うのでは」と期待する。
福造役の月亭八光は初の本格的な舞台。喜劇王・藤山寛美が演じた役だけに「重みを感じているが、現代版で新たな空気感があるので楽しみ」と稽古に臨む。
3300~1万1千円。文化庁・子供文化芸術活動支援事業の対象で18歳以下は無料(公演サイトから先着順)。チケットホン松竹TEL0570・000・489
(田中真治)