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サイエンス・インカレに出場する(左から)岡田魁斗さん、桜井千寛さん、渡辺克樹さん=尼崎市西昆陽1
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サイエンス・インカレに出場する(左から)岡田魁斗さん、桜井千寛さん、渡辺克樹さん=尼崎市西昆陽1

 産業技術短期大学(兵庫県尼崎市西昆陽1)の学生3人が3月4、5日、筑波大学(茨城県つくば市)で行われる研究の祭典「サイエンス・インカレ」に出場する。3人は茶の成分に含まれるカテキンを使った染色を研究。人体への影響や環境面を配慮し、白髪や布を染める方法を見いだした。(山脇未菜美)

 サイエンス・インカレは、大学や高専学校の学生が科学研究の成果を競う大会。次世代の人材育成を目的に文部科学省が2012年から開く。論文審査を経て出場者が決まる。今年は工学や生物など5分野に、全国の学生241組が論文を提出。180組が出場する。短期大学の出場は同校だけという。

 3人は、機械工学科2年渡辺克樹(かつき)さん(20)、同2年岡田魁斗(かいと)さん(20)、電気電子工学科2年桜井千寛(ちひろ)さん(20)。同校の松原孝典助教がカテキンを使った染色の研究を進めており、3人は関心を持ったという。

 昨年夏ごろから、放課後や休日に実験を重ねた。渡辺さんと桜井さんは、美容院で毎年200件以上、毛染めによる皮膚かぶれが発生していることに着目。一般的な染毛剤は肌荒れの原因となる化学物質が含まれるが、カテキンを使うことで、肌への刺激を減らした。

 一方、岡田さんは、中国などの染色工場で、作業場が40度を超える過酷な労働環境であることに注目。カテキンを利用することで、30度程度に抑えた。また、染料の廃液問題も改善できるという。

 各研究では、染色する温度や時間、合成する物質など条件を変え、150以上のサンプルを作製。結果を比較し、カテキンの有効性を示している。3人は「発表がきっかけで、全国に環境に優しい染色が広がれば」と意気込んでいる。

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