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出来たてのランチを楽しむ子どもら。メニューは管理栄養士などを目指す学生らが考案した=伊丹市稲野町2
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出来たてのランチを楽しむ子どもら。メニューは管理栄養士などを目指す学生らが考案した=伊丹市稲野町2

 貧困家庭や「孤食」の子どもたちに食事を振る舞う「大手前子ども食堂」が25日、大手前大学いたみ稲野キャンパス(兵庫県伊丹市稲野町2)内にオープンした。学生や教員の有志が準備したランチを前に、「いただきまーす」と子どもたちの元気な声が響いた。大学の長期休暇中に随時開催していく予定という。

 同大学総合文化学部の柏木智子准教授(教育学)が企画した。

 厚生労働省の調査では、生活保護受給層の子どもの大学進学率は15・6%と全国平均より低く、柏木准教授は「家庭の事情などで、最初から進学という選択肢が意識されない。結果的に貧困が連鎖している」と指摘する。

 こうした子どもにまず大学の楽しさを知ってもらおうと、学内での「子ども食堂」を計画。総合文化学部や現代社会学部など4学部の学生と、教員の有志ら計約40人が参加した。

 初日のこの日は、大阪市西成区のNPO法人「にしなり☆こども食堂」に通う、1歳~15歳の約30人を招待。ドッジボールなどで交流を深めた後、学食に移り、出来たてのランチを楽しんだ。

 食事の後は、キャンパス内でスタンプラリー。学生におんぶや肩車をせがむなど、子どもたちは大はしゃぎで校内を駆け回った。

 小学5年生の男子児童(11)は「体育館や学食がきれいで驚いた。大学生はみんな楽しい人ばっかり。食事もおいしかった」と満足そうだった。

 次回は3月で、地域住民を招く予定という。(前川茂之)

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