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部員らにエールを送る阪神・淡路大震災当時の野球部員ら=西宮市上大市5
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部員らにエールを送る阪神・淡路大震災当時の野球部員ら=西宮市上大市5

 第89回選抜高校野球大会に出場する報徳学園野球部(兵庫県西宮市上大市5)の永田裕治監督が今大会で引退することを受け、1995年の阪神・淡路大震災直後の選抜大会に出場したOB12人が4日、同部の練習を訪れ、選手らを激励した。

 95年の選抜大会は、永田監督にとって初めての甲子園の舞台だった。1回戦で北海高校(北海道)に4-3で逆転勝ちして初戦を突破し、被災地に勇気を与えた。永田監督は「彼らは野球の楽しさを教えてくれた。私の指導者人生の原点のような存在です」と話す。

 震災直後は、グラウンドが地割れを起こし、部員も集まらなかったため、大会直前まで満足に練習ができなかったという。試合の日も交通渋滞を避けるため、球場までの移動は自転車。当時主将だった西嶋章行さん(39)は「厳しい環境だったが、球場では県民の後押しを感じた」。

 すっかり大人となり、中には子どもも連れたOBらは、永田監督に「有終の美を飾ってください」とあいさつ。「長い間お疲れさまです」などのメッセージを添えたバットと、名前入りのバッティンググローブを贈った。

 その後、集まった部員らに永田監督が「当時逆転のタイムリーを打った」などとOB一人一人を紹介。西嶋さんが「一試合でも多くプレーできるように頑張って」と激励すると、部員らは真剣な表情で聞き入っていた。

 西嶋さんは「甲子園は本当に特別な舞台。全員野球で、最後まで諦めないでプレーを楽しんでほしい」と話していた。(竜門和諒)

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