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稽古に励む関学大相撲部の部員ら。宇良関の名前が残る(左上)=西宮市上ケ原一番町
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稽古に励む関学大相撲部の部員ら。宇良関の名前が残る(左上)=西宮市上ケ原一番町

 12日に大阪で始まる大相撲春場所。新入幕の宇良(うら)関(24)=本名・宇良和輝、木瀬部屋=の活躍が注目される。多彩な技で人気を集め、初土俵からわずか2年の幕内。出身の関西学院大(兵庫県西宮市)相撲部の後輩たちは熱いまなざしを向け、「関学相撲部の誇り。宇良さんにしかできない相撲で突き進んでほしい」と期待する。

 「宇良さんは背中で語る先輩でした」と古川裕貴(ゆたか)主将(21)。古川主将が1年生の時の4年生だった。一回り大きな相手でも、足をすくって投げる。取組ではびくともしない。「何したら勝てるんやろ」。常に遠い存在だった。

 ひたすら努力する人だった。黙々と練習を重ね、授業の合間も1人でバーベルを上げていた。マネジャーの3年池田裕子さん(21)は「自分に厳しく、トレーニングは計画的。副主将として多くの部員を引っ張ってくれた」と振り返る。

 道場の外では明るい大学生。片手に3人前くらいの大きなおにぎり、もう一方の手には唐揚げが、お気に入りの昼食だったという。

 新入幕の春場所について、古川主将は「活躍が楽しみ。体の柔軟性を生かした相撲を見せてほしい」と話す。

 現在、部員は5人。1年生はおらず、2年生2人と3年生3人。3年生は就職活動で忙しい。5人は団体戦出場ぎりぎりの数だが、練習には熱がこもる。しこを踏み、ぶつかり合う。土俵に汗が飛び散る。2011年に西日本学生相撲選手権大会2部に降格し、1部昇格が悲願だ。

 道場の壁に卒業生を刻んだ木製の名札があり、「宇良和輝」の名も。部員は「宇良さんは相撲部の誇り」と口をそろえ、古川主将は「宇良さんのように着実に稽古を続け、1部への切符をつかみたい」と意気込んでいる。(竜門和諒)

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