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ネパール大地震の被災地に届けるため、桜の苗木の土を洗い落とす関係者たち=西宮市植物生産研究センター「花工房」
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ネパール大地震の被災地に届けるため、桜の苗木の土を洗い落とす関係者たち=西宮市植物生産研究センター「花工房」

 2015年に発生したネパール大地震の被災地を励ますため、兵庫県西宮市の市民グループが育てた桜の苗木が贈られることになり、12日に同市内で準備作業があった。市民グループや企画した非政府組織(NGO)のメンバーら15人が参加。苗木はネパールの国立公園や小学校に植樹される。

 大地震は15年4月25日に発生。約9千人が犠牲になり、寺院など世界遺産も被害を受けた。

 苗木の寄贈は、発生直後から被災地支援を続けるNGO「ネパール震災プリタム実行委員会」(神戸市灘区)が計画した。阪神・淡路大震災当時、事務局長の吉岡昌子(しょうこ)さん(73)=西宮市=が植物に元気をもらった経験から発案し、西宮市に相談。賛同した市は、バイオテクノロジーで育てたオリジナルの品種「西宮権現平桜(ごんげんだいらざくら)」と「夙川舞桜(まいざくら)」の苗木の提供を決めた。市植物生産研究センター「花工房」(同市鳴尾浜2)の市民講座の卒業生有志グループ「バイオ2」が育てた苗木30本に加え、同NGOが用意した約30本も寄贈する。

 植物防疫法の定めにより、この日は苗木の培養土を洗い落とし、荷造りした。「バイオ2」代表の碣石(たていし)幸和さん(65)=同市=は「復興に役立つのであればうれしい。現地の方に喜ばれるのが私たちの喜び」と話した。

 苗木は吉岡さんらが運んで植樹し、その後は同国政府が管理するという。(初鹿野俊)

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