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 兵庫県西宮市の夙川河川敷にある松林を守ろうと、市と市民グループ「きのこクラブOB会」のメンバーが松を元気にする活動を続けている。キノコの胞子で、木に栄養分を供給する「菌根菌(きんこんきん)」を散布する取り組みを6年前に始めた。今年もこのほど、樹齢100年以上の松を対象に作業に当たった。

 夙川河川敷には約1500本の松が植えられており、その大半が樹齢100年以上。市などは2010年度から、菌根菌を使って、弱った松の手当てに取り組んでいる。

 菌根菌は、松からミネラル分をもらう代わりに、松の根よりも細い菌糸を土の中に張り巡らし、リン酸や窒素などの栄養分を松に供給する。

 13日には、同会のメンバー9人が黒松7本の手入れに汗を流した。夙川河川敷で採取したショウロ、チチアワタケ、コツブタケのキノコ3種類を砕いて胞子状にした菌根菌を用意。松の根元に掘った穴に炭を敷き詰め、水で薄めた菌根菌をじょうろで注いだ。

 約1年後に土を掘り返し、菌の培養状況や根の育ち具合を確認するという。

 同会の中村達郎会長(68)=西宮市段上町6=は「これまでも効果が出ている。今後もキノコで松を元気にしたい」と話していた。(竜門和諒)

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