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 宝塚市切畑の万籟山(ばんらいさん)古墳で初めての発掘調査が行われ、17日、現場が報道陣に公開された。調査により古墳の規模が判明し、埴輪(はにわ)の破片も出土。同時代の猪名川流域の古墳では最大級の規模という。

 大阪大考古学研究室が2月27日から調査していた。

 同古墳は前方後円墳で、標高約200メートルの山頂にあり、4世紀前半に造られた。1934年に発見された後、翌年に石室などが調査され、70年には市指定史跡になった。その後も75年に測量などが行われたが、発掘調査は今回が初めてとなる。

 古墳の全長はこれまで54メートルという推定が有力だったが、調査で64メートルと判明。高さは8・7メートルと分かった。古墳の規模は被葬者の実力を知るために重要な情報といい、大阪大の高橋照彦教授は「これだけの古墳を造る有力者。治めていた地域は瀬戸内海側と日本海側を結ぶ交通の要衝で、重要な交易ルートだったことがうかがえる」と話す。

 調査では埴輪の破片約100点も出土し、古墳が造られた時期を示す材料になるという。同研究室は来年度も調査を続ける予定。

 古墳は私有地にあるため、一般の立ち入りはできない。(土井秀人)

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