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 故人を供養し、社会の平穏を願う「無縁経大会式(むえんぎょうだいえしき)」が2日、兵庫県宝塚市中山寺2の中山寺で営まれた。大会式の前には、昨年再建された五重塔の落慶法会(らっけいほうえ)も開かれ、多くの参拝者でにぎわった。

 中山寺は聖徳太子が開山し、「安産の寺」として知られる。五重塔は400年以上前、織田信長の焼き打ちで本堂とともに焼失。京都府木津川市の海住山寺(かいじゅうせんじ)などの様式を参考に2013年11月に着工し、昨年完成した。

 再建された塔は、高さ約28メートル。仏の知恵と東方を表す青竜をイメージし、全国でも珍しい青色で彩られており、参拝者らは「とても鮮やか」と見上げていた。

 午後に行われた無縁経大会式は、開山当初から続く伝統行事。昭和初期からタカラジェンヌが参加するようになり、この日も華やかな菩薩姿の和礼彩(かずれいさ)さんら花組の歌劇生6人と、稚児装束に身を包んだ3~12歳の子どもら40人が参加した。

 参拝者が境内から見守る中、タカラジェンヌらは一列になって本堂の回廊を練り歩き。ハスの花をかたどった紙「散華(さんげ)」を参拝者に向かってまいた後、平穏を願う「中山観音奉讃歌(なかやまかんのんほうさんか)」を歌い上げた。

 散華を10枚以上つかんだ女性(66)=西宮市神垣町=は「6歳の孫娘がこの春、小学校に入学する。健やかに育つよう、福を分けたい」と笑顔で話した。(竜門和諒)

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