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 兵庫県西宮市は4月の新学期から公立中学校全20校で、男女混合名簿を一斉に導入することを決めた。性別で分けない名簿は、すでに県内の約7割の公立中学校で導入済みだが、西宮市は中学校のみが「抜け落ちてしまっていた」という。

 市教育委員会によると、市内で男女混合名簿が広がり始めたのは、1989年ごろ。99年の男女共同参画社会基本法の制定後、一挙に拡大した。県教育委員会によると、県内の67・8%の公立中学校、91・6%の公立小学校で採用している。

 西宮市でも10年ほど前までに小学校の全41校、二つの市立高校で導入が完了。しかし、なぜか中学校だけは男女別のままだった。

 市教委学校教育課は「体育や健康診断などですぐに男女を分けたり、男女グループを作る際に便利だったりしたせいでは」と推測。生徒たちの成績を打ち込むシステムが、男女別名簿を前提としていたことなども影響した可能性があるという。

 保護者や議会から疑問の声が上がったことなどを受け、各校に呼び掛けて17年度からの完全導入が決まった。

 男女混合名簿の導入について同課は「男女別名簿は通常、男が先で、女が後。毎日、目にする名簿は生徒たちの中に、無意識のすり込みを与えてしまう」と説明している。(前川茂之)

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