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 関西学院大(兵庫県西宮市)の学生2人がインターネット上で資金を募る「クラウドファンディング」で約250万円を集め、カンボジアの中学校にトイレを建設する。2人は約5カ月間、現地で日本語を教えるボランティアに携わった経験があり、「衛生教育にも力を入れたい」と話している。

 国際学部4年の五井梨奈さん(21)=大阪府高槻市=と、法学部4年の増原早紀さん(21)=西宮市。

 2人は2015年10月~16年2月、同大の国際社会貢献活動の一環で、カンボジア・シエムレアプに留学。約500人が通う現地の中学校に派遣され、日本語クラスを受け持った。

 授業は現地のNGOスタッフに通訳してもらいながら、週1回、3クラス約40人に日本の文化や日本語の文法を指導。折り紙や習字の道具などを日本から持参し、実際に日本文化に触れる体験学習も好評だった。

 シエムレアプはアンコールワットなどがあり、同国一の観光地だが、同校に通う子どもたちは大半が貧困層。はだしで登校し、教科書も共有で使用していたが、将来の夢を持っている子どもも多く、「目が輝いていて、学びたいという意欲が強かった」と増原さんは振り返る。

 「お世話になった恩返しに何か贈りたい」と離任直前にNGOスタッフに相談したところ、トイレが不足していることを聞いた。帰国後の16年11月末からクラウドファンディングで寄付を募り、2カ月間で目標額を約100万円上回る約250万円が集まった。

 寄付は全額使う予定で、トイレのほか、浄化システムや手洗い場も設置する方針。帰国後も計4回現地を訪れ、人ぷんを肥料化できる「エコトイレ」を導入できるか検討するなど、調整に励んでいる。

 2人は「衛生的なトイレの使い方などを子どもたちに指導することで、村全体にも衛生教育が広がればうれしい」と話している。(斉藤絵美)

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