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着工式に臨む猪名川町やプロロジス日本法人の関係者ら=猪名川町肝川・差組
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着工式に臨む猪名川町やプロロジス日本法人の関係者ら=猪名川町肝川・差組
物流不動産大手「プロロジス」が建設する物流施設のイメージ図(同社提供)
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物流不動産大手「プロロジス」が建設する物流施設のイメージ図(同社提供)
神戸新聞NEXT
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 兵庫県猪名川町南部で、米国の物流不動産大手「プロロジス」による開発工事が16日、始まった。企業に貸し出す物流施設5棟(延べ床面積約26万平方メートル)を2025年度までに完成させる予定で、国内最大級の一大集積地となる。1500人以上の雇用創出が期待されており、企業誘致に奔走してきた町の担当者らは「悲願がかなった」と着工式を喜んだ。(初鹿野俊)

 開発地は、今秋供用開始予定の新名神高速道路川西インターチェンジ(IC)西約2キロにある山林地約44・5ヘクタール。プロロジスによると、3年間で土地造成し、順次施設を建てる。公園(約4千平方メートル)や、ドクターヘリの発着場と災害時の避難拠点を備えた防災広場(約8千平方メートル)も整備して町に提供。町民も使用できるようにする。

 この土地は、昭和から平成にかけてゼネコンがゴルフ場や住宅地として開発を検討。しかし、不景気などで実際に工事が進むことはなく、手付かずのままだった。

 町は12年にゼネコンから土地の寄付を受け、14年度から担当部署を設けて本格的に企業誘致に乗り出した。しかし、造成に費用がかかる山林地は企業の受けも悪く、難航。それでも、広大な町有地で、川西ICから近いことや片側2車線の県道に面した立地条件の良さなどを売りに、福田長治町長自らトップセールスでアピールして回った。15年7月に活用事業者を公募し、プロロジスに決定した。

 この日、着工式後に会見があり、プロロジス日本法人の山田御酒社長は「関西でこれだけ大規模な土地を見つけるのは難しい。西日本の物流のハブ(基地)にしたい」と話した。福田町長は雇用創出に期待し、「人口減少社会の中で、持続可能な町にしたい」と意気込んでいた。

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