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全国でただ1人? 「梅酒ソムリエ」を名乗って活動する金谷優さん=神戸市中央区海岸通3
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全国でただ1人? 「梅酒ソムリエ」を名乗って活動する金谷優さん=神戸市中央区海岸通3
金谷さんが企画した梅農場の見学ツアー=6月18日、和歌山県(金谷さん提供)
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金谷さんが企画した梅農場の見学ツアー=6月18日、和歌山県(金谷さん提供)

 日本の梅酒を世界に広めようと、兵庫県西宮市の金谷優さん(41)が“梅酒ソムリエ”を名乗り、普及活動に力を入れている。梅酒の魅力にとりつかれ、廃棄物処理会社の研究員を辞めて梅酒専門のコンサルティング会社を設立。全国の酒蔵やメーカー、役所などと手を取り合いながら、新たな商品開発や販売促進を続けている。

 20代後半、梅酒を飲む友人が多かったことから飲食店で初めて梅酒を注文。大のビール好きで、梅酒には甘いというイメージしかなかったが、一口飲んだそのとき、味の奥深さに打たれ、「ビール好きでも絶対ハマる」と確信したという。

 そこから、梅酒の歴史や種類を独学で学び、名乗り始めたのが「梅酒ソムリエ」の肩書だった。酒蔵や梅酒メーカーと共同で商品開発を手がけるなど、活動の幅を広げた。自称だった「梅酒ソムリエ」が、いつしか金谷さんの代名詞となり、ロゴマークまで作った。

 2010年には、「一人でも多くの人においしい梅酒を味わってほしい」と、梅酒専門のコンサル会社「ブルーダイヤファクトリー」(神戸市中央区)を立ち上げた。全国の酒蔵を回り、新商品の試飲などのコンサル業務を行っている。

 会社の業務と並行して、一般社団法人「梅酒研究会」(東京都)の専務理事も務める。全国各地で梅酒の試飲イベント「梅酒まつり」や品評会を開催。今年4月には全国151種類の梅酒を集めた「梅酒まつり」を西宮神社で開き、好評だった。

 5月からは大阪府門真市にあるインターネットラジオ局で、梅酒番組のパーソナリティーを務め、消費者に梅酒への理解を深めてもらおうと、「梅酒検定」の実施に向けた協議も進めている。

 「次に狙う市場はやっぱり海外-」。中国でも梅酒はあるが、個人が家庭で作っている程度。日本ほど一般化していないという。しかし、ヨーロッパなどではフルーツビールなどが人気だといい、金谷さんは「甘いお酒が飲まれる土壌はある」と、梅酒市場のさらなる拡大に期待を込める。(竜門和諒)

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