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新調されただんじりを笑顔で引く住民ら=西宮市美作町
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新調されただんじりを笑顔で引く住民ら=西宮市美作町

 兵庫県西宮市越木岩地区の「壱番地車」が68年ぶりに新調され、11日、真新しいだんじりが越木岩神社に到着した。出迎えた住民ら約80人が早速、勇壮な練り回しを披露し、地域のシンボル復活を祝った。(前川茂之)

 同地区では戦後の一時期、休止期間があったものの、江戸時代からだんじりが続けられてきた。2001年には地元住民が「越木岩地車保存会」を結成。現在、地域の約1500人が加入しており、まちづくりの核にもなっている。

 今回新調されたのは、2基あるだんじりのうち、40歳以上が動かす「壱番地車」。67年前につくられた先代の地車は老朽化が著しく、約5年前から保存会が新調の計画を進めてきた。

 新だんじりは大阪府岸和田市の工務店が製作。高さ3・3メートル、幅2・2メートル、奥行き約6メートルで、ケヤキを基調にヒノキやサクラの木もふんだんに使用した。正面の棟飾り「鬼板」には、だんじりには珍しい「竜」を施すなど、以前よりも豪華絢爛な出来栄えに。5年後には彫刻も入れる予定といい、来月10日に入魂式、22日と23日の越木岩神社の秋祭りで巡行を行う。

 だんじりが届くと、住民らは白木の感触を確かめたり、写真を撮ったりした後、引き回しにも挑戦。会社員の男性(50)=西宮市桜町=は「重量感はあるけど、振動が少なくて押しやすい。より勢いのある練り回しができそう」と話し、同保存会の橋本惣三郎会長(79)は「みんなが待ちに待っていた。末永く使っていきたい」と感慨深げだった。

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