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防犯協力店に掲げられる「ウルトラ警備隊」のマーク。デザインした成田亨さんの長男カイリさん(右)も駆け付けた=尼崎市西難波町6
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防犯協力店に掲げられる「ウルトラ警備隊」のマーク。デザインした成田亨さんの長男カイリさん(右)も駆け付けた=尼崎市西難波町6

 ウルトラセブンをデザインした芸術家成田亨さん(1929~2002年)が手掛けた「ウルトラ警備隊」のマークが、兵庫県尼崎市の防犯活動に役立てられることになった。防犯協力店のコンビニなどに順次掲げるといい、29日はセブン-イレブン尼崎西難波6丁目店で掲揚式が行われた。(小谷千穂)

 市内には約160店のコンビニがあり、約300平方メートルに1店の多さだという。市はコンビニ、市内3警察署と協定を締結。コンビニ店の防犯カメラの記録を捜査に役立てている。こうした取り組みを市民にも知ってもらおうと、「ウルトラ警備隊」のデザインを使ったステッカーを制作。A4判の大きさで「あなたを守り隊!」「防犯カメラ作動中」と記した。

 作者の成田さんは警備隊マークのほか、ウルトラセブン、バルタン星人などをデザイン。8~14歳を尼崎市の大庄村(現・武庫川町)で過ごしたことから、尼崎に愛着があった。

 成田さんの長男で俳優の成田カイリさん(47)=東京都=は「神戸や青森でも暮らしたが、小中学校の多感な時期であったからか、父は特に尼崎への思いが強かった」と振り返る。

 生前、武庫川河川敷にウルトラマンやセブンの彫像を設置しようと計画。河川敷周辺の地域活性化に取り組んでいた市民団体「ムカエル王国」に企画書を出していたが、実現できないまま72歳で亡くなった。

 昨年、尼崎市内で「成田亨 尼崎ゆかりの資料展」を開催。これがきっかけとなり、今回のウルトラ警備隊のマーク活用が決まったという。マークの掲揚式に出席したカイリさんは店舗のマークを見つめ、「今回、尼崎の治安のためにマークが使われて、父も喜んでいるだろう」と笑顔だった。

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