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盗難防止装置を付けたダミー自転車(尼崎市提供)
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盗難防止装置を付けたダミー自転車(尼崎市提供)
自転車を盗もうとすると警報音が鳴る装置(尼崎市提供)
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自転車を盗もうとすると警報音が鳴る装置(尼崎市提供)
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 自転車盗の防止に向け、兵庫県尼崎市が盗難多発地点で警報機付き自転車を置くなどの社会実験をしたところ、対象地点の盗難が前年同期より約16・2%減ったことが、市のまとめで分かった。市は効果が見込めるとして、2018年度も対象地点を拡大して実施するという。(岡西篤志)

 市域全体が平たんな同市では、自転車が便利な乗り物として広く利用される一方、自転車盗などの犯罪や不法駐輪といったマナー違反が横行。特に、止めてある自転車を勝手に借りて乗り捨てる「ちょい借り盗」を含めた自転車盗は毎年2千件以上発生している。13年以降は減少傾向にあるが、16年、17年は同市の街頭犯罪認知件数の半数以上を占めている。

 市は昨年8~12月、市内でも盗難の多い、阪急武庫之荘駅周辺とJR尼崎駅周辺で社会実験を実施。啓発のため、同市役所周辺でも行った。車体を揺らすと警報音が鳴る装置を付けたダミー自転車を紛れ込ませ、「自転車を盗もうとするとアラームが鳴ります」という警告文で呼び掛けた。ちょい借りを禁止する横断幕やステッカーなども街頭や店舗に掲示した。

 この結果、17年8~12月の盗難認知件数は、阪急武庫之荘駅周辺が51件(前年同期比12件減)、JR尼崎駅周辺が47件(同7件減)となった。駐輪中の自転車からサドルが盗まれるといった事案が減ったほか、市民や他都市の担当者からも取り組みについて問い合わせがあったという。

 尼崎市は18年度、さらに盗難が多発している2カ所程度にダミー自転車を置き、対策を本格化させる。

 同市の梶本修司危機管理安全部長は「社会実験の開始以降、自転車盗が減り、市域全体にも効果が波及していると感じる。地域の人や警察と協力し、街頭犯罪の抜本的な減少に努めたい」と話している。(岡西篤志)

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