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アユを食べ比べる参加者=猪名川町民田
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アユを食べ比べる参加者=猪名川町民田

 琵琶湖産アユと同様に海に下らず、兵庫県川西市北部の一庫ダム貯水池(知明湖)で自然に繁殖している「ダム湖アユ」について知ってもらおうと、管理所や地元団体などでつくる「一庫ダム水源地域ビジョン推進協議会」がこのほど、現地周辺で勉強会を開いた。

 親子連れなど14人が参加。知明湖に流入する一庫大路次川の川底をくわで耕し、アユの産卵場を整備する予定だったが、川の増水で中止され、ダム管理所での説明会に変更された。

 兵庫県立大学大学院でアユの研究をする中西一成さん(60)がダム湖産アユの生態や特性を解説した。関西の複数のダムでも近年繁殖が確認されているとした上で「一庫のアユは地域の宝物」と話した。

 猪名川漁協の鈴木啓祐代表理事組合長(76)は、ダム湖産アユの増殖に向け、産卵期前のこの時期に川底をならし、泥を取り除く作業が重要と紹介。13年前から続けたことでアユが産卵しやすくなり、卵や稚魚の生存率が上がったと話した。

 続いて、参加者は産卵場となる一庫大路次川の川岸を見学。近くの猪名川漁協「川の案内所」で、組合員が用意した養殖アユとダム湖産アユの塩焼きを1匹ずつ食べ比べた。川西市の男児(10)は「ダム湖産アユの方がおいしかった。将来は天然の魚を増やす仕事をしてみたい」と目を輝かせていた。(三津山朋彦)

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