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参拝者に獅子舞を披露する県立西宮高校邦楽部の女子生徒たち=西宮市社家町
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参拝者に獅子舞を披露する県立西宮高校邦楽部の女子生徒たち=西宮市社家町
約50年前まで行われていた獅子舞の様子。後継者不足で途絶えた(前田栄蔵さん提供)
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約50年前まで行われていた獅子舞の様子。後継者不足で途絶えた(前田栄蔵さん提供)

 半世紀前まで西宮神社(兵庫県西宮市社家町)の若手氏子たちが奉納していた「若えびす獅子舞」を、県立西宮高校(上甲東園2)の女子生徒13人が復活させ、23日に同神社で初披露した。後継者不足のため途絶えたが、当時を知る地元住民らの協力で再現。笛や太鼓の音色とともに勇壮な舞を奉納した。

 地元住民らによると、獅子舞は同神社の氏子青年会「若えびす会」が50年ほど前まで秋祭りの時期に披露し、境内や地域を練り歩いたという。3年前、同神社ゆかりの伝統芸能「えびすかき」再興に取り組む武地秀実さん(62)が、同青年会の物置から獅子頭を発見。獅子舞の復活を広く呼び掛けたところ、同校邦楽部顧問の谷林正紹教諭(55)が協力を申し出た。

 元青年会メンバーの前田栄蔵さん(71)=西宮市=から聞き取りながら、奈良県内の神社などで獅子舞を奉納する太神楽師が舞の動きを完成させた。生徒たちは今年6月から毎週、太神楽師の指導で獅子舞の動きを確認。笛や太鼓の演奏は前田さんが保管していたおはやしの音源から再現した。約2キロの獅子頭は女子高生には重く、汗をかきながら練習に励んだ。

 23日は拝殿で奉納後、境内を練り歩いて舞を披露。参拝者の頭にかみつき、健康や幸福を祈願する場面もあり、見物人がスマートフォンなどで撮影していた。

 部長の2年吉村涼花さん(16)は「参拝の人たちが笑顔で優しい雰囲気をつくってくれて、とても楽しめた」とにっこり。様子を見守った前田さんも「懐かしくて泣きそうになった。ぜひ継承してほしい」と話した。(斉藤絵美)

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