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色づきが遅れたイロハモミジ。緑の葉も残る=11月20日、川西市の妙見山(撮影・風斗雅博)
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色づきが遅れたイロハモミジ。緑の葉も残る=11月20日、川西市の妙見山(撮影・風斗雅博)

 紅葉シーズンを迎えたが、阪神間(兵庫県)の一部の名所では11月下旬になっても色づきが悪い樹木が目立っている。秋に入り温暖な気候が続いたため紅葉が進まず、「例年の半分程度」という指摘のほか、夏に相次いだ台風の影響で、早々に葉を落としてしまった場所もある。せっかくの行楽日和が続く中、期待外れの紅葉狩りとなったハイカーからは「残念」の声も漏れる。(風斗雅博、名倉あかり、斉藤絵美)

 「ここ数年では特に色づきが悪い。例年の5割ほどの場所もある」

 こう話すのは、紅葉の名所、川西市の妙見山でケーブルカーを運行する能勢電鉄の担当者。昔ながらの里山風景が広がり、山上までケーブルカーが運行するため人気が高い。例年は11月中旬ごろに山上駅近くのイロハモミジが鮮やかな紅色に染まるが、9月の台風21号で枝が折れたり葉が落ちたりし、社員が2日間かけて清掃するほどだったという。

 さらに、秋口に入っても色づきは思わしくなく、「昼夜の寒暖差が小さな日が続いたためではないか」と担当者は肩を落とす。秋以降はバーベキュー客が多く訪れ、行楽客の数は例年と変わらないというが、「自然のことなので仕方がない」と今年の紅葉はあきらめ気味だ。

 また、宝塚、西宮市の約4・7キロにまたがるJR宝塚線(福知山線)廃線跡も、色づきはやや遅め。枕木やトンネルが残る廃線跡で武庫川渓谷の豊かな自然を楽しめるとあって、多くのハイカーが訪れる。真っ暗なトンネルの中から見える真っ赤な紅葉の風景など、撮影スポットとしても知られる。

 西宮観光協会によると、例年は11月下旬には葉は真っ赤になるが、今年は緑の葉を残す樹木もあるという。21日に廃線跡であった写真撮影のイベントでは、「期待したような紅葉が見られず、残念だった」とがっかりする参加者もいた。

 日本気象協会(東京)によると、最低気温が8度以下になると紅葉が進むとされる。神戸地方気象台によると、神戸の11月(29日まで)の平均気温は15・1度で、平年より1・2度高く、最低気温が8度以下となったのは23~25日の計3日のみだった。

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